2002-08-28 第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
今後、奄美群島の自立的発展と群島住民の福祉の向上を図っていくためには、これらの地域特性を踏まえ、奄美群島の地域の資源を活用し、その発展可能性を最大限発揮させていくことが重要であり、このことが我が国の経済の発展と国民福祉の向上に資するものというふうに認識しております。
今後、奄美群島の自立的発展と群島住民の福祉の向上を図っていくためには、これらの地域特性を踏まえ、奄美群島の地域の資源を活用し、その発展可能性を最大限発揮させていくことが重要であり、このことが我が国の経済の発展と国民福祉の向上に資するものというふうに認識しております。
奄美群島住民に対するサービス、こうでなければ、さっきの表現と同じようでもっと悪いのじゃないでしょうか。私はその辺はきちっと……
翌二十九年六月、奄美群島復興特別措置法の制定、三十九年三月に奄美群島振興特別措置法と改正され、相次ぐ復興、振興計画により、二十年間において国費ベースで三百三十二億円、事業費ベースで六百四十八億円に上る産業振興、社会、産業の基盤整備などに対する事業が実施されて、一応その成果には見るべきものがありますが、なお、群島住民の置かれた位置、生活水準は、わが国の社会経済の発展の中で著しい格差が生じ、現在では県平均
なおまた、群島住民がひとしく健康で快適な生活を享受することができるような地域社会を実現するため、医療・福祉の充実、教育・文化の振興等に努め、生活環境の国民的標準を確保するとともに、中核集落の都市整備とあわせて各集落を結ぶ道路網の整備を推進することにより、広域的な生活圏の形成を図るということにしております。
さらにまた、今度の改正に関連あるわけでありますが、「道路、港湾、空港の整備が群島住民の生活基盤に深いかかわりをもつことにかんがみ、今後、主要地方道の国道昇格、一般道路の改良・舗装の促進、港湾及び関連施設の整備等に重点をおいた交通体系の整備を図る」これは衆議院の決議を見ても参議院の決議を見ましても同じ内容でございます。
三、奄美群島の特性に即した産業の振興を図るため、大島紬、製糖業の経営基盤の強化及び企業環境の整備、さとうきび、水産業等の保護育成を推進するとともに、地域経済の発展と住民福祉の向上に結びつく観光産業等を開発し、群島住民の就業機会の増大と生活の安定に努めること。 なお、そのため、国の助成措置及び奄美群島振興開発基金の融資、保証業務の増強について格別の配慮をすること。
奄美群島に対しては、復興十カ年計画において、群島住民の生活水準をおおむね昭和九−十一年の本土並みに引き上げるため必要な産業、文化の復興と、公共施設の整備をはかること等を目標とし、また振興十ヵ年計画では、群島経済の自立的発展をはかり、住民の所得水準を鹿児島県本土並みに引き上げるために、産業の振興を基幹とし、産業基盤の整備、社会基盤の整備を進める等、諸般の事業が積極的に推進されてまいりました。
一、奄美群島においては、道路、港湾、空港の整備が群島住民の生活基盤に深いかかわりをもつことにかんがみ、今後、主要地方道の国道昇格、一般道路の改良・舗装の促進、港湾及び関連施設の整備等に重点をおいた交通体系の整備を図るほか、医療の確保その他社会福祉施設の充実強化を積極的に推進すること。
しかし、外海の離島であること、亜熱帯であること、また台風の常襲地帯等という、その地理的、自然的諸条件の特殊性からくる後進性の克服は容易でなく、群島住民の所得水準等生活関係諸指標は本土に比べ低水準にあり、依然として格差が大きいことを示しております。 すなわち、昭和四十六年度の一人当たりの郡民所得は三十一万八百四十一円でありまして、対県比では八七%、対全国比では五〇%となっているにすぎません。
御承知かと思いまするが、奄美群島住民の一人当たりの所得は、復帰当時、ちょうど昭和二十八年でございまするが、これは、鹿児島県、本土水準の四九・九%、ちょうど約半分であったわけであります。それが、三十八年の第一次十カ年計画が終了いたしましたときには七五%にまで回復をいたしました。さらに昭和四十六年度末八七・一%というわけで、徐々に近づいておりまするが、まだその格差は歴然たるものがあります。
しかしながら、今後、群島住民の生活水準を鹿児島県、本土並みに引き上げるためには、政府は、振興計画の完全遂行に必要かつ十分な予算措置を講じ、補助率の引き下げ等によって、財政力の弱い地元県、市町村に対し、財政困難におちいらせることにならないよう、必要な財源賦与の方途を講じ、財政能力の増強をはかるとともに、また、群島経済の発展の要素である産業資金の融通の円滑をはかるため、今後さらに、奄美群島振興信用基金の
これは何が何でもすべて国におんぶしてもらうんだという考え方は、また群島住民としても芳しくない、考え方としてよろしくない、自分でしょえる荷物はできるだけ自分でしょっていこうじゃないかという考え方で、この辺で奨励事業としての目標を達成したと思われる事業は、ある程度融資事業のほうに切りかえたものがございます。
そこで将来の目標といたしましては、群島住民が経済的にも自立していけるというところに目標を置かなければなりませんので、今回の振興計画は、引き続き従来の復興事業の残りましたものを進めますと同時に、住民の経済的な自立を促進いたしますために、根幹となります各種産業基盤の整備ということに特に重点を置いておるわけでございます。
復興計画は、昭和三十八年度をもって終了することになるのでありますが、復興事業の、実施により基礎的な公共施設は一応の整備をみ、民生も安定して、群島の面目は一新されつつあるのでありまして、群島住民の生活水準を戦前の本土生活水準に達せしめようという復興計画の目標はほぼ達成し得るものと考えておるのであります。
復興計画は、昭和三十八年度をもって終了することになるのでありますが、復興事業の実施により基礎的な公共施設は一応の整備を見、民生も安定して、群島の面目は一新されつつあるのでありまして、群島住民の生活水準を戦前の本土生活水準に達せしめようという復興計画の目標はほぼ達成し得るものと考えておるのであります。
従いまして、復帰直後において、同群島住民の生活水準を一応戦前の本土並みに引き上げるために必要な産業文化の復興と公共施設の整備充実とを目標といたしまして、奄美群島復興特別措置法が公布施行され、これに基いて二十九年度を初年度とする復興五カ年計画が樹立され、おおむね百五十億円余の事業費が計上されましたことはきわめて適切な処置であったと思うのであります。
すなわちこれらの金は奄美群島の住民にアメリカ政府から貸したものでございますから、今後ともこの信用保証協会は大蔵大臣の監督を受けつつ奄美群島住民の幸福のために、これらの地域の産業振興のためにこれを使うということの了解のもとに、ここに特別法の改正をいたすわけでございます。
群島住民のよろこびは勿論全国民挙げて慶祝に堪えないところである。 参議院は、同群島の復帰を心から祝賀し、米国の好意ある措置に深く敬意を表するとともに、八年間にわたり苦難の途を歩み来つた奄美群島の同胞を深い同情をもつて迎え、同群島の民生の安定と経済の復興のため一層の努力を期するものである。 右決議する。
現に沖繩には、琉球政府の公務員へ約五万と言われる労務者、その他の一般民が多数在住いたしておるのでございまして、今後これらの沖縄在住民の取扱は如何になるのか、本群島住民の沖縄との往来関係は如何になるのか、貿易通商等の関係は如何になるのか、これらの点について、アメリカ側との交渉の内容を先ず明らかにせられたいのでございます。
群島住民のよろこびは勿論全国民挙げて慶祝に堪えないところである。 参議院は、同群島の復帰を心から祝賀し、米国の好意ある措置に深く敬意を表するとともに、八年間にわたり苦難の途を歩み来つた奄美群島の同胞を深い同情をもつて迎え、同群島の民生の安定と経済の復興のため一層の努力を期するものである。 右決議する。
以上のごとく、私たち一行は、現地到着まで最善の努力を傾注いたしましたが、群島住民並びに日本国民が刮目して待望しておりました十二月一日復帰が実現せず、でき得れば現地到着に当り確定した復帰の期日を伝達いたしたいという我々の希望は、遺憾ながら達することができなかつたのであります。
従つて、今回の奄美群島の復帰は、我が国の主権が潜在せしめられている地域の我が国への復帰の先例ともなるべき重要なる意義を持つておるのでありまして、今回奄美群島の復帰の受入れに当り、我が国が如何にこれを措置するかは、ひとり同群島住民の多大の関心事たるのみならず、国際的にもその意義極めて重大であります。従つて本委員会におきましては、本法案の重要性に鑑み、前後五回に亘つて慎重審議をいたしたのであります。